「胸が締めつけられるような痛みを感じる」「心臓がドキドキ・バクバクして落ち着かない」「何もしていないのに動悸が続く」このような症状を経験されたことはありませんか?
こうした「胸痛」「動悸」は、ストレスやカフェイン・アルコールなど、日常的な要因でも起こりますが、 体の重要なサインであることも多く軽視はできません。
胸痛・動悸の原因は
動悸(心臓が早く・強く・不規則に打つ感じ)や胸痛(締めつけ、圧迫感、重さ、刺すような痛み)は、単に「疲れているから」「ストレスがあるから」だけではなく、「病気のサイン」である可能性が高く注意が大切です。
例えば、心臓のリズムが乱れるのは「心房細動」や「不整脈(arrhythmia)」、あるいは心臓に血を送る血管が狭くなる「狭心症」「心筋梗塞」などが隠れていることもあります。
また、甲状腺機能の異常、電解質の乱れ、貧血、また自律神経の乱れなども考えられます。
特に「胸の痛み+動悸」「息苦しさ」「めまい・失神」などが併発する場合には、重大な心疾患の可能性もあるため、 早めの診察が健康を守ります。
受診が必要になるとき
動悸や胸痛があっても、軽く流してしまいがちですが、以下のような症状を感じたら、できるだけ早く受診を受ける必要があるとお考えてください。
「胸が強く締めつけられるような痛みが数分以上続く」「心臓のドキドキ・バクバクが頻繁に起こる、または長時間続く」「息切れ・めまい・冷や汗・失神・強い衰弱感がある」「動悸や胸痛が何もしていないときに起きる」などは、ただの疲れやストレスではない場合が多いものです。素早い検査で、原因を明らかにすることが急がれます。
日ごろからの予防とセルフケア
症状が重篤なものではないと感じる時でも、日ごろから心臓や血管、自律神経に負担がある場合もあります。
「カフェイン・アルコール・ニコチンなど刺激物の摂取を控える」「睡眠時間をしっかりとり、睡眠の質を高める」「寝る直前までスマホ操作などをしない」など、生活習慣の見直しが必要です。
また、深呼吸・ヨガ・散歩などを取り入れストレスの軽減に注意して、規則正しい食生活を心がけましょう。特に塩分・糖分・トランス脂肪の過剰摂取を避け、たんぱく質・野菜・良質な脂質をバランスよく食べるようにしましょう。
ウォーキングなど、軽い有酸素運動を週数回行い、定期的に健康診断を受け、異常値などを早めに把握することで、症状の出にくい体づくりが進められます。
まとめ
甲子園あらいクリニックでは、「症状を受け止めて、丁寧に原因を探る」ことを大切にしています。
「最近動悸を感じる」「胸が何となく痛い・圧迫感がある」という方には、心電図(ECG/EKG)や胸部レントゲン、血液検査(甲状腺ホルモン・電解質・貧血・肝腎機能)のほか、必要に応じてホルター心電図(24時間心電図)、心エコー(超音波検査)なども行い、異常リズムや構造的な心疾患の有無を確認します。
また、既往歴・お使いの薬剤の確認など、ライフスタイル全体を通しての適切なアドバイスと生活プランづくり、無理のない健康管理をサポートします。
また、検査結果を踏まえて、専門医への紹介などの検討もいたします。
