糖尿病
糖尿病とは?
血液中の血糖値が異常に高くなる病気です
糖尿病とは、様々な原因によりインスリンの分泌が不足したり、インスリンが正常に機能しなくなったりすることで、血液中のブドウの値(血糖値)が異常に高くなる病気です。
糖尿病は原因により大きく4つに分けられますが(1型糖尿病、2型糖尿病、その他の特定の機序、疾患によるもの、妊娠糖尿病)、日本人に圧倒的に多いのは2型糖尿病で、発症には食事や運動、肥満などの生活習慣が大きく関わっているとされています。
糖尿病の方に適切な治療方針をご提案
健康診断の結果で糖尿病の可能性を指摘された方、また糖尿病のリスクが高いと言われた方のために、甲子園駅からすぐの甲子園あらいクリニックでは糖尿病の治療を行っております。
まずは血液検査で糖尿病をきちんと診断し、また頻尿、口の渇き、目のかすみなどの糖尿病特有の症状が現れていないかなどを確認した後、適切な治療方針をご提案させていただきます。
お薬だけでなく生活習慣の改善も大事です
糖尿病の治療方法として薬物療法がありますが、それだけでなく食事や運動などの生活習慣の改善も非常に重要となります。
また肥満傾向にあると糖尿病のリスクが高まりますので、当院の肥満外来と連携して体重管理を行ったり、炭水化物中心の食事になっていないか普段の食事内容を見直したりして、根気強く生活習慣の改善をサポートして参ります。
生活習慣の重要性をお伝えして改善をサポート
糖尿病治療において「食事や運動が大事」とわかっていても、なかなかそれが続けられない方もおられます。
そうした方が治療をドロップアウトしないように、当院では「なぜ、食事管理が大切なのか?」「積極的な運動により得られる効果は?」などを何度もお伝えして、生活習慣の重要性をご理解いただいてから治療を前に進めさせていただきます。
糖尿病の診断方法は?
糖尿病かどうかを診断する際、血液検査を実施して次の4項目をチェックします。
ヘモグロビンA1c(HbA1c)
過去1~2ヶ月の血糖状態を示す値です。
早朝空腹時血糖値
早朝、8時間以上の絶食後、採血して血糖値を測定します。
75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)
75gのブドウ糖水などを飲んでいただき、2時間後に採血して血糖値を測定します。
随時血糖値
食事時間にかかわらず採血した時点での血糖値を測定します。
糖尿病の治療方法は?
食事療法・運動療法
糖尿病の方にはまず、食事療法や運動療法を行って血糖コントロールをはかります。
一定期間、これらの治療を行っても十分な効果が得られない場合、薬物療法も並行いたします。
薬物療法
糖尿病で使用するお薬は大きく2種類あり、血糖値を下げるお薬(内服薬)とインスリン注射です。
血糖値を下げるお薬は一定期間、食事療法・運動療法を行っても効果が得られない場合に検討され、インスリン注射は1型糖尿病の方、また血糖値を下げるお薬を使っても血糖コントロールが上手くいかない2型糖尿病の方に使用します。